パワーポイントをメールで送れない|圧縮以外容量減の方法

ここでは、パワーポイントデータがメールで送れないくらい容量が大きい場合の、圧縮以外で容量を減らす方法を紹介します。

 

これで、パワーポイントのデータをメールで送るときに困らなくなります。

1.メールの添付データ容量の上限は?

まずは、添付データ容量の上限を確認しましょう。

 

よく使われるメールアプリのそれぞれの上限は、次の通りです。

メールの種類 添付データ容量の上限
Outlook   25MB
Gmail   25MB
yahoo!メール   25MB
So-net   20MB
BIGLOBE 100MB
OCN 100MB
ASAHIネット 無制限

しかし企業によっては受信できるメールの容量に独自で制限を加えているところもあり、「10MB」も一つの目安となっています。

 

もちろん2MBや3MB等、極力容量を抑えられればそれに越したことはないのですが、まずは「10MB」以下を目安とし、送信後には届いたかどうかを相手先に確認するようにしましょう。

2.まずはパワポデータを「圧縮」してみる

パワポデータの容量が大きすぎて遅れない場合、まず試してみたいのが「圧縮」です。

 

他のサイトでも紹介されていますが、ここでは圧縮の手順をみてみましょう。

 

(1)画像のどれかをクリック後、「書式」タブをクリックし、「図の圧縮」を選択する

 

(2)「この画像だけに適用する」からチェックを外し、解像度で「電子メール用~」を選択後、OKボタンを押せば完了

これで、パワーポイント内の画像データを圧縮することができます。

 

この結果10MBを下回ったかどうかを確認し、下回っていればメールに添付し送信します。

 

もし下回っていない場合には、次に紹介する方法を試してください。

3.画像を「JPEG」形式に変更する

圧縮しても10MBを下回らなかった場合、その他の方法としては次の対策があります。

容量を減らす方法
  • スライドを分割する
  • クラウドサービスを利用する
  • メディアに書き込み郵送する

しかしどれも面倒で、簡単にメールで送りたいものです。

 

そんな時には「パワーポイントに張り付けた画像の形式を『JPEG』に変える」ことをしてみましょう。

 

手順は、次の通りです。

 

(1)画像の上で右クリックし、「図の保存」を選択する

 

(2)「ファイルの種類」で「JPEG」を選択後、任意の場所に保存する

 

(3)再度画像の上で右クリックし、「図の変更」→「ファイルから」を選択する

 

(4)先ほど保存したファイルを選択すれば完了

 

これでパワーポイント内の画像を「JPEG」形式に変更することができます。

 

一つ一つ手で行わなければならないので手間は掛かりますが、「JPEG」以外を使用していれば、データ量は減る可能性が大いにあります。

4.特に効果の高い場面は

JPEGへの変換は、元の画像の形式が「TIFF」や「PNG」の場合に効果が高いです。

ただし、JPEGは他の2つの形式に比べて画質が劣る傾向にあります。

 

いくつか試して、「見た目が十分なこと」、「容量が減ったこと」を確認してから、すべての画像に対して行ってください。

 

以上、参考になれば幸いです。

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