パソコンを初心者が買う際のおすすめの選び方とお得なサイト

ここでは、パソコンを買い慣れない人にぴったりとあったお得なパソコンの選び方とおすすめを紹介します。

 

いざ選ぶとしても、どう選んだらいいか分からなくて困る場合があると思います。

 

そんな方に向けた、病院システムエンジニアとしていろいろなメーカーのパソコンを買ってきた私なりの選び方です。

1.お得なパソコンってどんなもの?

私も最近パソコンが欲しくて改めて考えたのですが、「お得なパソコン」ってどんなものでしょう?

 

「お得」と思えるパソコンの買い方は、次の2つのパターンがあります。

 

1-1.予算内でよりいいスペックのものが買えた

一つ目のパターンは「決めていた予算内でより良いスペックのパソコンが買えた」場合です。

 

例えば、10万円と決めた予算で最新のCPUや容量の多いSSDが付き、MicroSoft Officeも付いた国産のパソコン(普通20万円前後します)が買えた場合には、やっぱり「お得」だと感じるでしょう。

 

1-2.目的に合ったよいスペックのものが安く買えた

二つ目のパターンは「目的の用途の中でよりよいスペックのものが買えた」場合です。

 

例えば、動画の編集に使おうとした時に、より最新の世代のCPUが搭載されたパソコンが、思ったよりも安く買えた場合には、やはり「お得」だと感じるでしょう。

 

 

1-3.予算とスペックのどっち重視で買えばいい?

つまり、お得にパソコンを買いたいといっても、「価格」と「スペック」のどちらを重視するのか?ということです。

 

初めの例は予算重視で、次の例はスペック重視です。

 

では、あまり買い慣れていないパソコンというものを買う時に、予算とスペックのどっちに重きを置いて買えばいいのでしょうか?

 

結論から言うと、パソコンを買い慣れないうちは「予算重視で選んだ方がいい」です。なぜなら初めから高スペックのものを買っても、十分に使いこなせる可能性は高くないからです。

 

そこで、まずはお財布事情から「だいたいこのくらいまでは出せる」というラインを決めるといいでしょう。

2.予算の次に決めることは?

ということで、まずは今パソコンの購入に回せる分の予算を決めましょう。

 

そして次に決めるのは「どのメーカーの物を買うか?」「エクセル、ワード等の『MicroSoft Officeは必要か?」「どこから買うか?」、そして「どれを買うか?」です。

 

ちなみにスペックは、先ほど説明したように「予算内でよりいいもの」を選ぶため、決めることはありません。ただし「最低これは必要」というものはありますので、そのポイントは後で説明します。

 

では順に見てみましょう。

 

2-1.どのメーカーを買うか?

まずは「どのメーカーを買うか?」です。パソコンメーカーはたくさんあり、パソコンを買おうとした時に迷ってしまうことの一つです。

 

では、始めにどんなメーカーがあるかを確認しましょう。

パソコンメーカー
  • 東芝(Dynabook)
  • NEC(LAVIE)
  • 富士通(FM V)
  • Sony(VAIO)
  • HP
  • DELL
  • Lenovo
  • MicroSoft(Surface)
  • Apple(Mac)

もちろんこの他にも、ファーウェイやMouse(マウス)、Epsonなどたくさんありますが、多くなりすぎるので省きます。

 

そして、この中でまず除くのは「日本製」「海外製の高級品」のものです。なぜならこれらは「スペックのわりに高い」からです。

 

これらを除くと、次のメーカーが残ります。

絞り込んだ結果
  • HP
  • DELL
  • Lenovo

だいぶ少なくなりましたね。

 

後は正直好みですが、私がこれまで院内用にいろんなメーカーのパソコンを購入し、使ってみた結果から言うと、おすすめは「HP」「DELL」です。

 

なぜなら「安いのにトラブルが少なかった」からです。

 

例えばLENOVOは、使ってみた印象として「他社よりも遅い」です。LENOVOは価格的に他の2つよりも安くて魅力的に見えますが、買った先からたくさんソフトが入っていて、さらにLENOVOのプログラム自体が重いと感じることが多かったのです。

 

もちろん全ての型式には当てはまらないでしょうが、個人的には「LENOVOは×に近い△」です。

 

というわけで、メーカーは「HP」「DELL」をおすすめします。

2-2.MicroSoft Officeは必要か?

つぎに決めるのが「Officeは必要か?」です。要は「エクセルやワードは使うか?」ということです。

 

ケーズデンキやヤマダ電機などで売られているものをよく見ると、「Officeが入っているもの」と「Officeが入っていないもの」の2種類があることが分かります。

 

そしてもちろん入っている方が価格が2~3万円くらい高いことに気付くでしょう。

 

つまりもし仮に、Officeは使わないのに入ったものを買ってしまうと、3万円程度高く買ってしまったことになるのです。

 

そこで、パソコン購入前には「Officeが必要かどうか?」を決めることも必須です。

 

2-3.どこから買うか?

続いて決めるのが「どこから買うか?」です。

 

ご存知の通り、パソコンはいろいろなところで売られています。そのどこから買うかでも、お得かどうかが変わってくるのです。

 

では、まずどんなところで買えるかを見てみましょう。

  • 家電量販店の店舗/サイト(ケーズデンキ/ヤマダ等)
  • 総合ネット通販サイト(Amazon/楽天等)
  • メーカーの直販サイト(NEC/HP等)
  • ネットオークションやフリマ(ヤフオク/メルカリ等)

ざっとこんな感じです。

 

しかし、一概に「どこがいい」とは言えません。それぞれメリットとデメリットがあるからです。

 

そこで、パターン別簡単にまとめると次のようになります。

 ☆ 動けばいい!すぐ欲しい!値段重視! → 家電量販店

 ☆ じっくり選びたい!買い方に迷いたくない! → Amazon/楽天等

 ☆ ちょっとこだわって買ってみたい! → メーカーの直販サイト

 ☆ 時間が掛かっても安く買いたい! → ネットオークション/フリマ

 

2-3-1.ケーズデンキなどの家電量販店で買う

ケーズデンキなどの家電量販店で買うメリットは、「すぐに買える」、「説明が聞ける」、「値段交渉できる」ことです。

 

特にパソコンの購入に不安のある人は、説明を聞いてから買えるのは大きなメリットです。

 

また、最安だとASUSのパソコンが税別3万円程度で売られているなど、「とにかく安く、すぐに欲しい」といったニーズに合っています。

 

しかし一方で、カスタマイズができないデメリットがあります。

 

Ofiiceはいらないのに付いていた、値段につられて買ったら動作が遅い、やたらいらないソフトが最初から入っているなど、説明を聞けたとしてもやはり相手は売りたい立場、というのを前提に話を聞きましょう。

 

2-3-2.Amazonなどの総合通販サイトで買う

Amazonなどの総合通販サイトで買うメリットは、「店員から声を掛けられずにじっくりと選べる」、「口コミをすぐに確認できる」、「買い方に迷わない」ことです。

 

あれこれ考えながら選びたいのに店員から声を掛けられた、またはじっと見られて落ち着かないといった、家電量販店あるあるは、Amazonなどにはありません。

 

また、口コミで評判をすぐに確認することもできます。

 

そして、利用したことのないサイトでは買い方に迷ってしまいますが、いつも使っているのであればそんなこともありません。

 

しかし一方で、こちらも出来合いのPCなので、不要なアプリがたくさん入っていたり、トラブルの際にどうすればいいのかが分かりづらかったり、保証が薄かったりします。

 

2-3-3.メーカーの直販サイトで買う

個人的にお得なのは、「メーカーの直販サイトで買う」ことです。

 

なぜならHPやDELLのメーカー直販は、次のいいことがあります。

・余計なアプリが少ない、入っていない

・必要な機能だけを選べる、簡単に値段調整・スペックアップできる

・期間割引で意外とお得なことが多い

・困った時にサポートしてくれるサービスが1年間ついてくる

・Amazonなどのネット通販よりもサポートが手厚い

 

一見メーカーの直販サイトは、分かっている人だけが買うイメージがありますが、実はそんなことはありません。

 

他の通販サイトで物を買うのと同じやり方で買うことができ、サイト内でとても丁寧に説明されているため、初心者でも買いやすいのです。

 

そして、一番のメリットは「必要な機能だけが選べる」ことと、「値段調整やスペックアップができる」ことです。

 

2つ目のハードディスクはいらない、保証は短くていいなど、不要なものを削ることができ、これによって値段調整ができます。

 

また反対に、SSDは500GBは欲しい、CPUはもうちょっといいものを…などのスペックアップも簡単です。

 

一方でデメリットは、「買ったことがない場合に支払いなどで迷う」ことです。

 

しかし、実際には簡単です。

 

アカウントを作り(中には不要なサイトもあり)、かごに入れて注文する、支払いはクレジットか銀行振り込みか…、という流れで簡単に買えます。

 

ですからまずは「HPやDELLの公式直販サイト」を、決めた予算を念頭に見てみるとよいでしょう。

 

2-3-4.ネットオークションやフリマで買う

最後に、ネットオークションやフリマで買うと、たぶん一番安く買えます。

 

値段交渉ができたり、スペックの割に安かったりと、いいことがあります。

 

しかし一方で、トラブルに巻き込まれる可能性が付きまといます。

 

例えば、起動しない、遅い、そもそも物が来ないなどの時に保証がありません。

 

また、結局中古品なので、しばらくしたら調子が悪くなったということも想像できます。

 

なので、ネットオークションやフリマは、「はずれを引いてもいいや」と割り切って利用する場合にのみおすすめします。

 

2-4.どれを買うか?

最後に決めるのが「売られている中でどのパソコンを買うか?」です。

 

結論を言うと、おすすめなのは「真ん中から少し安い程度の価格帯のものを買う」です。

 

まず売られているものを見ると「スペック」で比較したくなりますが、慣れない中で見ても混乱するだけです。また、理解するまでには時間も掛かります。

 

そして、極端に安いものは基本的に「遅い」です。価格の安さだけで選ぶのも危険です。

 

ちなみに以前、素晴らしく安いものを職場用に購入しましたが、その後SSDに乗せ換えてもやはり全体的に遅いのは改善できませんでした。

 

これは、CPUなどの性能が低いことが要因です。

 

ですから、価格的に中程度から少し安いくらいのものを選ぶのが、スペックをよく理解していなくてもはずれが少ない買い方で、おすすめになります。

 

2-5.スペック的に最低限押さえておくこと

スペックは分からなくてもいいといっても、やはり気になるところです。

 

そこで、パソコンを選ぶ際に最低限押さえておきたいポイントも載せておきます。

 

スペックを見る際のポイントは、次の通りです。

  • インテルのCPUは4桁の数字の頭が多い方がいい
  • メモリは最低限8GBは欲しい
  • 「SSD」は必須

まず、インテルのCPUの表記は「インテル® Core™ i3-8130Uプロセッサー」のように「4桁の数値」が書かれています。

 

中でも重要なのは頭の部分、例で言うと「8」の部分でこれは「CPUの世代」を表しています。

 

この数値が多ければ多いほど最新のCPUということで、速度が速くなるので確認必須です。

 

次に、メモリはできれば8GB以上欲しいと思ってください。

 

そして「SSD」という表記があると、多くの場面で速度が格段に違ってきます。細かくの説明は省きますが、「SSD」の表記は必須と考えましょう。

 

これらのポイントに注意しながら、パソコンを選んでください。

3.公式直販サイトの紹介

では実際に、HPやDELLの直販サイトを見てみましょう。

 

3-1.HPの公式直販サイト

まずは、HPの公式直販サイトからです。

⇒ HP公式直販サイトへはこちら

 

HPは「国内PCシェア2019年№1」を獲得しているメーカーです。

 

そんなHPの直販サイトは「予算別でパソコンを選ぶ」ことができます。

決めた予算に当てはまるバナーをクリックして、極端に安いものは避けながら、中程度の価格帯のものを探してみましょう。

⇒ HP公式直販サイトへはこちら

 

3-2.DELLの公式直販サイト

次に、DELLの公式直販サイトです。

⇒ DELL公式直販サイトへはこちら

 

DELLもHPと同様に、安価で高スペックなパソコンが購入できるメーカーです。

 

そんなDELLの直販サイトは「今週のお買い得」で、DELLおすすめのパソコンや、10万円以下のものをすぐに見ることができます。

これらから予算に見合うものの中で、極端に安いものは避け、中程度の価格帯のものを探してみましょう。

⇒ DELL公式直販サイトへはこちら

4.おすすめパソコンをピックアップ

最後に、HP、DELLそれぞれのおすすめパソコンの紹介です。

 

パソコンは基本的に時期によって割引額が変わることもあり、おすすめをなかなか常に最新で伝えることが難しくなっています。

 

しかしそれではどんなものがいいのか分かりづらいので、あえて今時点でのおすすめを紹介します。

 

4-1.HPパソコンのおすすめは?

HPのおすすめは「HP 250 G7」です。

 

このシリーズのノートパソコンは1種類ではなく、スペック等によって価格は大きく変わります。

 

その中でも「期間限定の割引が受けられる」、「スペック的に満足できる」、「10万円以下で買える」ことからピックアップしました。

 

スペック的には次の通りです。

CPUは「インテル」のCorei7、しかも新しめの「第8世代」です。また、メモリは8GBでハードディスクもSSDです。

 

一般的な使い方では十分高速で動いてくれ、買って満足できるパソコンの一つでしょう。

 

次のリンクから公式サイトへ移動し、「予算から探す」の「5万円~10万円のモデル」からこの「HP 250 G7」をチェックしましょう。

 

⇒ HP公式直販サイトへはこちら

 

4-2.DELLパソコンのおすすめは?

DELLのおすすめは「Inspiron 15 5000」です。

 

このシリーズのノートパソコンも1種類ではなく、スペック等によって価格は大きく変わります。

 

その中でも「期間限定の割引が受けられる」、「スペック的に満足できる」、「10万円以下で買える」、「Officeが付いている」ことからピックアップしました。

 

スペック的には次の通りです。

CPUはインテルよりも安価な「AMD」のRyzenですが、メモリは8GBでハードディスクもSSDです。また、Officeも付いてきます。

 

高速で動いてくれ、買って満足できるパソコンの一つでしょう。

 

次のリンクから公式サイトへ移動し、「10万円以下おすすめモデル」からこの「Inspiron 15 5000 【秋の感謝】プレミアム(Office H&B・ワイヤレスマウス付)」をチェックしましょう。

 

⇒ DELL公式直販サイトへはこちら

 

以上、参考になれば幸いです。

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